官報(6745号)によると、長野県長野市の「ながの農業協同組合」と長野県千曲市の「ちくま農業協同組合」、長野県須坂市の「須高農業協同組合」、長野県下高井郡山ノ内町の「志賀高原農業協同組合」、長野県飯山市の「北信州みゆき農業協同組合」の5つの農業協同組合はそれぞれ、平成28年3月24日に臨時総会を開催し、行政庁の許可を条件に合併することを決議した。存続する農業協同組合は「ながの農業協同組合」で、効力発生日は平成28年9月1日となっている。また、この合併については平成27年年12月17日に合併に向けた調印式を開いている。
組織再編に向けた検討は、須高、志賀高原、ながの、北信州みゆきの4農協により2013年頃からスタート。地域の人口減少やTPP(環太平洋パートナーシップ協定)への対策や、再編による経営面への利点などを調べていた中、2015年3月にちくま農協が参加表明を行い、5JAとなっていた。行政庁の許認可が得られ、合併した場合、合併後の農業協同組合は県内最大規模となり、農産品販売額においても全国9位に浮上するという。
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