川崎市宮前区の飲食店経営「株式会社富嵩」に破産開始決定 川崎フロンターレの選手にも親しまれたが昨年11月に閉店

官報（6746号）によると、川崎市宮前区水沢の「株式会社富嵩」（代表取締役：藤井荘太郎）は3月22日、横浜地方裁判所から破産手続きの開始決定を受けた。事件番号は平成28年（フ）第95号で、財産状況報告集会・一般調査・廃止意見聴取・計算報告の期日は平成28年5月31日午後2時、破産債権の届け出期間は平成28年4月22日までとなっている。また、破産管財人には吉澤幸次郎弁護士（川崎グリーン法律事務所、神奈川県川崎市川崎区駅前本町15-5 十五番館ビル1002、電話：044-221-5254）が選任されている。

同社は2003年から同所で飲食店「ごはん処 富嵩」を経営する飲食店経営会社。人気メニューの「豚スタミナ丼」のほか、岩手県から直送されてくる仔羊の肉を使った「ジンギスカン」などを提供し、川崎市を本拠とするプロサッカーチーム「川崎フロンターレ」の選手たちにも親しまれていたが、2015年11月15日をもって営業を終了していた。