東京都中央区の美容・健康用品メーカー「イーエフジー」に破産開始決定 MLM事業者の一社

官報（平成28年3月24日 号外第66号）によると、東京都中央区日本橋小伝馬町の「株式会社イーエフジー」（代表取締役：辻武志）は3月9日、東京地方裁判所から破産手続きの開始決定を受けた。事件番号は平成28年（フ）第1275号で、財産状況報告集会・一般調査・廃止意見聴取・計算報告の期日は平成28年6月2日午前10時30分、破産債権の届け出期間は平成28年4月6日までとなっている。また、破産管財人には六角麻由弁護士（東京丸の内法律事務所、東京都千代田区丸の内3-3-1 新東京ビル225区、電話：03-3213-1081）が選任されている。

同社は平成20年2月に設立された美容・健康に関連した製品のメーカー。社名は「エンヴァイロメント・フレンドリー・グループ（environment friendly group）」の頭文字に由来し、乳酸球菌培養液をベースとする自然派化粧品「ヴィセリア」や乳酸菌・酵母菌を無農薬大豆で発酵させた健康補助食品「アディポネ」、元栓取付型電磁化学活性水装置「ウォーターセル」を開発し、マルチレベルマーケティング（連鎖販売取引の一種）という手法を用いて販売していた。