官報(6747号)によると、沖縄県宜野湾市の「クラスターファンドジャパン株式会社」(代表取締役:廣田功)は3月23日、東京地方裁判所から破産手続きの開始決定を受けた。事件番号は平成28年(フ)第1688号で、財産状況報告集会・一般調査・廃止意見聴取・計算報告の期日は平成28年6月16日午後2時30分、破産債権の届け出期間は平成28年4月20日までとなっている。また、破産管財人には鈴木郁子弁護士(本間合同法律事務所、東京都港区赤坂3丁目11番3号 赤坂中川ビル4階、電話:03-5570-3270)が選任されている。
同社は平成24年9月に設立された適格機関投資家等特例業者。2013年1月に適格機関投資家等特例業務の届出が受理されると、FX(外国為替取引)を用いた事業ファンド「クラスターFXファンド○号投資事業組合」を組成し、運用していた。同社ウェブサイトによると、当該FXファンドにおける運用手法はシステムによる自動売買取引ではなく露:MetaQuotes社により開発されたFX取引ソフト「MT4(MetaTrader4)」をベースに、独自にインジケーターをカスタマイズしたチャートを使用した裁量取引だったという。
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