官報(6746号)によると、群馬県富岡市の「株式会社アスク進共」(代表取締役:新井康之)は3月22日、前橋地方裁判所から破産手続きの開始決定を受けた。事件番号は平成28年(フ)第10号で、財産状況報告集会・一般調査・廃止意見聴取・計算報告の期日は平成28年7月13日午前10時10分、破産債権の届け出期間は平成28年5月17日までとなっている。また、破産管財人には室賀康志弁護士(室賀法律事務所、群馬県高崎市問屋町3-10-3問屋町センター第二ビル402号、電話:027-364-2424)が選任されている。
同社は昭和62年2月に「有限会社アスク」として設立された安否・緊急通報サービス・緊急通報電話の企画・販売会社。設立当初はスクリーン印刷機の研究開発及び製造を事業としていたが、平成2年8月に株式会社に改組し、現社名に商号変更すると、パッド印刷機の販売のほか、CTI技術(Computer Telephony Integration、電話やファックスをコンピューターと統合させたシステムの総称)の研究開発に事業を拡大し、平成11年4月に安否・緊急通報サービス・緊急通報電話の営業を開始。複数の自治体に対する採用実績があった模様。また、同サービスに関連して緊急通報センターの運営を行っていた。
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