神戸市北区のロボット応用機器設計・開発の「株式会社システムワット」に破産開始決定 教育用ロボット「NeuroCube」など開発

官報(6731号)によると、神戸市北区桂木の「株式会社システムワット」(代表取締役:菊池日出夫)は2月26日、神戸地方裁判所から破産手続きの開始決定を受けた。事件番号は平成28年(フ)第122号で、財産状況報告集会・一般調査・廃止意見聴取・計算報告の期日は平成28年4月27日午前10時15分、破産管財人には中川勘太弁護士(多聞法律事務所、兵庫県神戸市中央区多聞通2-1-7 法友会館4階、電話:078-341-3460)が選任されている。

同社は1991年3月に設立されたロボット技術応用機器の設計・開発を事業とする会社。電子回路、ソフトウェア、メカニクスを統合したシステム開発を得意とし、現代美術家の椿昇氏や彩都メディアラボ*1と共同開発した教育用組み立て式ロボット「NeuroCube(ニューロキューブ)」を発売したほか、移動型ロボットに必要な位置測位機能やリモートコントロール機能を備えた測位システム「電子ポール」を京都大学や水産大学校と共同開発するなど、企業・高等教育機関との共同開発・委託開発において多くの実績があったという。




*1:現在、彩都メディアラボ株式会社は事業清算し、休眠会社となっている模様。

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