兵庫県加古川市の「アールイーコム株式会社」に破産開始決定 兵庫県内でソーラーサーキット工法に関する企業団体を結成

官報(6740号)によると、兵庫県加古川市の「アールイーコム株式会社」(代表取締役:田中勇一)は10日、神戸地方裁判所から破産手続きの開始決定を受けた。事件番号は平成28年(フ)第43号で、財産状況報告集会・一般調査・廃止意見聴取・計算報告の期日は平成28年6月21日午前10時30分、破産管財人には竹内文造弁護士(加古川法律事務所、兵庫県加古川市加古川町寺家町47-6 加古川ベルデモールビル6階、電話:079-421-8806)が選任されている。

同社は2000年に設立された建築業者。2004年に「外断熱・二重通気(ソーラーサーキット)工法」を導入し、2007年に同工法を用いた体感モデルハウスを建築。温度・湿度を計測して「住み心地」を裏付けるデータとして蓄積し、2005年には株式会社アズワン(神戸市中央区、2015年9月に破産)、株式会社セレクトホーム(神戸市西区)、株式会社暖和空間(神戸市西区)とともに「神戸ソーラーサーキット会」を結成。『あなたの健康は家が決める』(著者:田中勇一(同社代表)、扶桑社刊、2009年10月2日発売)を刊行するなど同工法を活発に広め、兵庫県下においては同工法での新築数でトップクラスの実績を誇っていたが、2010年3月に注文住宅分野に事業を特化させ、その他の部門については外注化していた。


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