大阪府茨木市のFC展開コンサル業「マッスルブレイン＆カンパニー」に破産開始決定

官報（6725号）によると、大阪府茨木市大手町（本社所在地：京都府長岡京市野添）の「株式会社マッスルブレイン＆カンパニー」は2月19日、大阪地方裁判所から破産手続きの開始決定を受けた。事件番号は平成28年（フ）第432号で、財産状況報告集会・一般調査・廃止意見聴取・計算報告の期日は平成28年5月19日午後2時30分、破産管財人には細井信秀弁護士（弁護士法人フォーラム大阪法律事務所、大阪府大阪市中央区北浜3-2-1 新北浜ビル2階、電話：06-6202-4880）が選任されている。

同社は2000年5月に「有限会社ライダースパブリシティー」として設立された飲食店のフランチャイズ経営およびフランチャイズ展開に関するコンサルティングを事業とする会社。トロナジャパンのシカゴデリータ事業部（当時）のフランチャイザーとして店舗を展開したほか、株式会社に改組し現社名に変更した2004年以後は、ネイルサロン経営の「スピードネイル」や貴金属買取店経営の「ベストバイ」などとFC展開に関するコンサルティング契約を締結するなど活発な事業展開を行っていた。尚、同社が運営していた店舗のうち一部店舗については、事業協力会社であった株式会社エリアマーケティングオフィス、および株式会社シーネットに経営が承継されている模様。