横浜市北区の「株式会社明伸」に破産開始決定 原油販売・船舶港湾サービスのほか、飲食店の店舗設計・施工など

官報（6735号）によると、横浜市中区常磐町の「株式会社明伸」（代表取締役：新谷城）は４日、横浜地方裁判所から破産手続きの開始決定を受けた。事件番号は平成28年（フ）第349号で、財産状況報告集会・一般調査・廃止意見聴取・計算報告の期日は平成28年5月31日午前10時20分、破産債権の届け出期間は平成28年4月5日までとなっている。また、破産管財人には平井佑治弁護士（手塚・伊藤・平井法律事務所、神奈川県横浜市中区住吉町3-37 村山ビル2階、電話：045-651-4768）が選任されている。

同社は平成3年3月に設立された原油販売、店舗立案企画、総合土木工事、船舶港湾業務請負などを事業とする会社。同社は商事・船舶・総合建装・店舗開発企画の４部門に分かれており、商事部門は原油販売・各種石油製品の輸入販売事業を、船舶部門は上野マリン・サービスから委託を受けて大型船舶に対する給油時にオイルフェンス設置を行うなどをしていた。総合建装部門は一般住宅向け各種建設サービスから防音工事、ビルメンテナンス業務までを幅広く担当し、店舗開発部門は主に飲食店の店舗設計・施工を行い、200店舗以上の施工実績を持っていた。