官報(6729号)によると、青森県つがる市木造有楽町の「有限会社木造フーズ」(代表取締役:山内信一)は2月23日、青森地方裁判所から破産手続きの開始決定を受けた。事件番号は平成28年(フ)第6号で、財産状況報告集会・一般調査・廃止意見聴取・計算報告の期日は平成28年5月26日午後2時、破産債権の届け出期間は平成28年3月24日までとなっている。また、破産管財人には三上和秀弁護士(葵法律事務所、青森県弘前市大字下白銀町15-7、電話:0172-31-0251)が選任されている。
東奥日報の報道*1によると、同社は2003年、当時同所でスーパーを経営していた協同組合から事業を承継し、認知症高齢者向けグループホーム「りんどう」を併設したスーパーマーケット「ラ・プラザ木造フーズ」を運営していた。しかし、過疎化による人口減少や競合店の進出などで客を奪われたことにより経営不振に陥り、1月25日付で同スーパーの営業を終了していた。
*1:商店街のスーパー閉店に当惑の声/つがる・木造(ウェブ東奥、2016年1月25日、Wayback Machineによる魚拓)
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