信用調査大手の東京商工リサーチによると、東京都渋谷区宇田川町の「株式会社 GENESIS BBQ JAPAN」(代表取締役:金是在)は9日、東京地方裁判所から破産手続きの開始決定を受けた。破産管財人には太田孝彦弁護士(シティユーワ法律事務所、東京都千代田区丸の内2-2-2、電話:03-6212-5500)が選任されている。負債総額は債権者35名に対して約9000万円とのこと。
同社は2009年(平成21年)4月に設立された韓国のフライドチキンチェーン大手「GENESIS BBQ」の日本法人。スペイン産の最高級エクストラヴァージンオリーブオイルを同社が独自に加工した専用オイルで揚げたフライドチキンを売りに、2014年7月に渋谷区に直営店をオープンさせると、同区や新宿区新大久保などの繁華街に出店していったほか、FCオーナーを募っての店舗展開も行っていた。しかし、他店との競合や韓流ブームの鎮静化などにより売上が減少。業績回復の見通しが立たないため、平成27年末までに事業を停止し今回の措置となったという。
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