東京都港区のスポーツ用品通販業者「株式会社フットボールプラス」に破産開始決定 商品の遅延・不着トラブルが多発

官報（6728号）によると、東京都港区南青山の「株式会社フットボールプラス」（代表取締役：宮地恵美子）は2月24日、東京地方裁判所から破産手続きの開始決定を受けた。事件番号は平成28年（フ）第899号で、財産状況報告集会・一般調査・廃止意見聴取・計算報告の期日は平成28年5月26日午後3時、破産債権の届け出期間は平成28年3月23日までとなっている。また、破産管財人には高木洋平弁護士（LM法律事務所、東京都千代田区永田町2-11-1 山王パークタワー21階、電話：03-6206-1310）が選任されている。

同社は、「サブサイドスポーツ日本語サイト」「フットボールプラス」「MONTA フリースタイル」「エムズスタジオ」など複数の屋号でユニフォームなどのスポーツ用品の通販サイトを運営していた。しかし、海外からのスポット輸入による仕入を行っていた影響か、商品到着の大幅な遅延・不着が発生していたほか、返金の際のトラブルなどが多発。「Yahoo!知恵袋」などのサイトに複数の相談が寄せられていた。