山形県最上郡の山菜の水煮・惣菜製造業者「イワショク」に破産開始決定

官報（6731号）によると、山形県最上郡最上町の「株式会社イワショク」（代表取締役：岩本裕一）は3月1日、山形地方裁判所から破産手続きの開始決定を受けた。事件番号は平成28年（フ）第18号で、財産状況報告集会・一般調査・廃止意見聴取・計算報告の期日は平成28年6月9日午前11時、破産債権の届け出期間は平成28年5月6日までとなっている。また、破産管財人には伊藤陽介弁護士（浜田敏法律事務所、山形県山形市七日町1-4-18 トラッドセブン3E、電話：023-624-3880）が選任されている。

同社は昭和45年に創業し、昭和60年1月に有限会社岩本食品として法人化した山菜の水煮と惣菜を製造・販売する会社。平成11年2月に株式会社に改組するとともに、現商号に社名変更していた。事業としては、蕗やぜんまいなどの山菜の水煮、およびそれを用いた惣菜類を製造・販売するほか、中国などからタケノコなどを輸入・加工して販売していた。