1月公開の映画『縁～The Bride of Izumo～』など制作の映像制作会社「ザックスSSP」に破産開始決定

官報（6719号）によると、埼玉県さいたま市北区の「株式会社ザックスSSP」（代表取締役：古川良也）は10日、東京地方裁判所から破産手続きの開始決定を受けた。事件番号は平成28年（フ）第669号で、財産状況報告集会・一般調査・廃止意見聴取・計算報告の期日は平成28年5月19日午後1時30分、破産債権の届け出期間は平成28年3月9日までとなっている。また、破産管財人には井上一希弁護士（井野法律事務所、東京都港区赤坂3-4-3 赤坂ゲイトウェイビル7階、電話：03-6229-1380）が選任されている。

同社は平成23年7月に「株式会社ザックス」として設立し、平成25年6月に現社名に社名変更した映像制作会社。東京都豊島区池袋に事業拠点を置き、企業PR動画や店頭CM、観光PR動画などの映像制作を行うほか、各種ウェブサイト制作・ロゴマーク制作などの印刷・デザイン事業を行っていた。映像制作事業についてはTOKYO MX（東京メトロポリタンテレビジョン）の第2チャンネルとチバテレ（千葉テレビ放送）で放送された「磨けよ乙女ッ！～Shining Magic～」などのテレビ番組制作のほか、直近では2016年1月16日に劇場公開された映画『縁～The Bride of Izumo～』の制作を行っていた。