鹿児島市の飲食店経営「有限会社和田屋」に破産開始決定 創業60年を誇る老舗ラーメン店
官報(6718号)によると、鹿児島市吉野町の「有限会社和田屋」は9日、鹿児島地方裁判所から破産手続きの開始決定を受けた。事件番号は平成28年(フ)第30号で、財産状況報告集会・一般調査・廃止意見聴取・計算報告の期日は平成28年5月19日午前10時、破産債権の届け出期間は平成28年3月1日までとなっている。また、破産管財人には白鳥努弁護士(弁護士法人白鳥法律事務所、鹿児島県鹿児島市金生町2-15 MBC開発金生ビル7階、電話:099-227-2655)が選任されている。
同社は1955年(昭和30年)に創業、1991年に法人化した飲食業者。鹿児島市内において「ラーメン 和田屋」の屋号でラーメン店を出店し、地元では老舗のラーメン店として知られていた。しかし、最近は同業者間での競争が激化しており、他店に客を奪われるなどで売り上げが落ち込んだことから、12月27日をもって市内の3店舗を閉店し、31日に事業を停止していた。
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