広島県廿日市市の元スーパー経営「スーパーふじおか」に特別清算の開始決定 フジに店舗の大半を譲渡

官報(6720号)によると、広島県廿日市市四季が丘の「株式会社スーパーふじおか」(代表清算人:藤岡芳郎)は12日、広島地方裁判所から特別清算の開始決定を受けた。事件番号は平成27年(ヒ)第1003号となっている。

同社は1957年に創業、1964年10月に法人化した元スーパーマーケット運営業者。約500~1000平方メートルの小規模店を中心に「スーパーふじおか」「ピュア―クック」の店名でスーパーマーケットを展開し、2011年9月期には69億6000万円の売上高を計上していた。*1その後、中四国を地盤とするスーパー大手「フジ」が広島県内において小型店舗の出店を加速する事業戦略と合致したため、同社は会社分割で設立した「株式会社フジマート」に事業の大半を譲渡(譲渡時運営の12店舗のうち10店舗)し、清算会社に移行していた。

*1:フジ、広島地盤のスーパーふじおか10店舗買収(日本経済新聞、2012年9月19日)


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