官報(6718号)によると、横浜市北区新横浜の「株式会社ジー・ティー」は10日、横浜地方裁判所から破産手続きの開始決定を受けた。事件番号は平成28年(フ)第189号で、財産状況報告集会・一般調査・廃止意見聴取・計算報告の期日は平成28年6月15日午前10時30分、破産債権の届け出期間は平成28年3月11日までとなっている。また、破産管財人には及川健一郎弁護士(立川・及川法律事務所、神奈川県横浜市中区本町1-3 綜通横浜ビル8階、電話:045-664-9115)が選任されている。
同社は2000年10月に設立されたCPUボードなどの電子部品製造会社。CPUに韓国・Telechips社のSoCを採用することで省電力・発熱量低減を実現した独自開発の組込プラットフォーム「MAMEDO(マメド)」*1を主力製品として、大手部品メーカーなどを中心に取引を行っていた。また、各種ファームウェア・ドライバなどのソフトウェア開発も行っていた。
*1:名称は同社発祥の地である横浜市港北区大豆戸(まめど)町に由来している。
コメントを投稿
削除申請等の場合は本人確認が可能な個人情報の入力が必要です。匿名での申請は受け付けておりません。