官報(6696号)によると、東京都港区新橋の電子部品メーカー「株式会社熱電素子開発」は7日、東京地方裁判所から破産手続きの開始決定を受けた。事件番号は平成28年(フ)30号で、財産状況報告集会・一般調査・廃止意見聴取・計算報告の期日は平成28年4月8日午後2時30分、破産管財人には藤野高弘弁護士(隼あすか法律事務所、東京都千代田区霞が関3-2-5、電話03-3595-7070)が選任されている。
同社は2006年7月に設立された熱電変換デバイスやペルチェ冷蔵庫などの冷却システムのシステム開発会社。フロンガスなどのガス冷媒を用いないペルチェ冷却方式と呼ばれる冷却技術を用いた自社開発のペルチェユニット「PV2」のほか、廃熱回収などに用いられる熱電発電モジュールなどを機械商社などに販売していた。
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