ウィジェット型動画広告メディア「manna」がサービス終了 ポイント交換は2月28日まで

バイラルメディア「grape」を運営する株式会社grapeは、ウィジェット型動画広告メディア「manna（マナ）」事業を終了すると同サービスの公式サイト上で発表した。同サービスは、株式会社AIDIAが平成21年9月にサービスを開始した動画広告メディアで、Adobe AIRプラットフォームを利用し、専用プレイヤー内で流れる動画広告を視聴することでポイントを付与するというもので、平成26年1月に同社（当時は株式会社レディア）に運営を移管していた。しかし、近年はスマートフォンの普及に従ってパソコンの一般利用が低下傾向になっていたため、同形態でのサービス継続が困難となったという。

ポイント交換についは、ヤマダポイントへの交換は2015年12月末日で終了しているが、PeX ポイントへの交換は2月12日まで、それ以外のポイントへの交換については2月28日まで、マイページから受け付けている。申請受付単価は300ポイント～30,000ポイントまで。300ポイント以下についても、2月28日まではPeXおよびウェブマネーへの交換を受け付けている。こちらは10ポイント単位での交換が可能とのこと。10ポイント未満の端数については、広告配信を12月27日に停止して以降、同事業における収益がないため、1月、2月中のサポート対応のための費用として活用するという。

なお、専用プレイヤーについては新規ダウンロードおよび利用は既に出来なくなっており、ユーザー側からは多機能アプリであったためアプリ単体でのリリース要望もあったということだが、同社としては今後、提供を行う予定もないため、アンインストールして欲しいとしている。