官報(6700号)によると、大阪市西区靭本町の塗装工事業「株式会社環境テクノ」は13日、大阪地方裁判所から破産手続きの開始決定を受けた。事件番号は平成27年(フ)第5366号で、財産状況報告集会・一般調査・廃止意見聴取・計算報告の期日は平成28年3月28日午後2時、破産管財人には小谷隆幸弁護士(小谷隆幸法律事務所、大阪府大阪市北区西天満1-7-4、06-6363-3328)が選任されている。
同社は1994年(平成6年)に「株式会社環境保全メンテナンス」として設立された塗装工事会社。1997年に現社名に変更。「インファイトクリーン」という専用洗剤を用いて赤錆や水アカ等の付着物を剥離させ、配管内への再付着を防止しつつ管外に排出する「超音波クリーン管洗浄工法」や低温型セラミックコーティング剤を用いたコーティング工事技術「セラミックRPコーティング工法」で特許を取得するなど技術力では定評があり、大成建設や鹿島建設など大手ゼネコンなどから下請けではなく直請けという形で仕事を受託していた。
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