ジャズ分野では日本を代表するインディーズレーベル「イーストワークスエンタティンメント」が破産


信用調査大手の東京商工リサーチによると、東京都港区南青山に本拠を置くインディペンデント系レコードレーベル「株式会社イーストワークスエンタティンメント」は11月5日、東京地方裁判所に自己破産を申請し、11日に開始決定を受けた。破産管財人には九石拓也弁護士(ひかり総合法律事務所、港区虎ノ門2-3-22、電話03-3597-8705)が選任された。負債総額は債権者11名に対して約4億5900万円。

同社はジャズ、クラシックのレーベルを展開。綾戸智恵など著名ジャズシンガーのマネジメント、CD、DVDの発売やコンサート、イベントの企画などを行っていた。ジャズ、クラシックの分野としては日本を代表するインディペンデントレーベルとして、平成16年10月期には売上高約13億8400万円をあげていた。

しかし、インターネットの普及など音楽市場の変化や縮小でCD販売が不振に陥って業績が悪化し、平成25年10月期は約4億円にまで落ち込んでいた。以降も減収に歯止めがかからず、資金繰りの悪化などで27年6月末までに事業を停止していた。

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