同社は教育図書、児童書等を手掛ける出版社で、教育業界向けの雑誌『数学図書』『社会教育』などの発刊を手がけるほか、10の児童書出版社の集まり「児童図書十社の会」のメンバーにもなっていた。ピークとなる平成10年8月期には売上高約11億9000万円を計上したが、近年は出版不況や少子化の影響を受け、26年12月期(決算期変更)の売上高が約3億円にまで減少。27年12月期も停滞が続き、6月26日には取次店の栗田出版販売が東京地裁に民事再生法の適用を申請し、351万円(申立書ベース)の焦げ付きが発生したという。業績回復の見通しが立たないなか、自力再建を断念し今回の措置となったとしている。
「児童図書十社の会」の一社「国土社」が民事再生法の適用を申請 取次店の倒産で焦げ付きが発生
同社は教育図書、児童書等を手掛ける出版社で、教育業界向けの雑誌『数学図書』『社会教育』などの発刊を手がけるほか、10の児童書出版社の集まり「児童図書十社の会」のメンバーにもなっていた。ピークとなる平成10年8月期には売上高約11億9000万円を計上したが、近年は出版不況や少子化の影響を受け、26年12月期(決算期変更)の売上高が約3億円にまで減少。27年12月期も停滞が続き、6月26日には取次店の栗田出版販売が東京地裁に民事再生法の適用を申請し、351万円(申立書ベース)の焦げ付きが発生したという。業績回復の見通しが立たないなか、自力再建を断念し今回の措置となったとしている。
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