マルチ商法で約8000人に被害を出した化粧品販売会社「goodgo99」が破産 負債170億円


信用調査大手の帝国データバンク、および東京商工リサーチによると、株式会社goodgo99(資本金900万円、港区浜松町2-7-15、代表黄秀榕氏)は、7月3日に東京地裁へ自己破産を申請し、7月7日に破産手続き開始決定を受けた。 申請代理人は金秀香弁護士(千代田区飯田橋4-7-11、東京千代田綜合法律事務所、電話03-6272-3838)。破産管財人は小林克典弁護士(千代田区麹町4-2-1、麹町パートナーズ法律事務所、電話03-3556-6939)。債権届け出期間は9月7日までで、財産状況報告集会期日は12月2日午後1時30分。

同社は、2012年8月に設立された化粧品販売業者。大阪、東京にオフィスを有し、アンチエイジングコスメおよび美容食品、健康補助食品などを利用した連鎖的な取引を行い、多数の会員を集めていた。しかし、同社の関係者によると「資金繰りが悪化して出資金は一部の代理店のみの還元にとどまっていた。また、債務超過の状態に陥り、現役員を中心に破産を申請」したとのこと。申請時の負債は債権者約8000名に対し約170億円(帝国データバンク)または約100億円(東京商工リサーチ)となっているが、今後の債権調査により変動する可能性があるという。

【関連リンク】
帝国データバンク(大型倒産情報)‐株式会社goodgo99
http://www.tdb.co.jp/tosan/syosai/4078.html
(株)goodgo99 : 東京商工リサーチ
http://www.tsr-net.co.jp/news/tsr/20150728_01.html

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