FineGPS『iQ 7000』 |
韓国のGPS業界最大手「FineDigital Inc.」は22日、日本におけるカーナビゲーションブランド「FineGPS」の新製品『iQ 7000』を発売した。今後、日本市場への進出を本格化させていくとしている。
FineGPS『iQ 7000』は同社固有の特許技術“Turbo GPS”を搭載しており、初期GPS受信が15秒以内にできる速さに加え、GPS信号の受信が不安定な高架道路下や、高層ビル街のような影になっている場所でも自動車の位置を正確に把握することができるのが特長。*1さらに、Dual Core CPUを搭載しているため、電子地図のローディングも非常に高速で、容量の大きいマップでも迅速でスムーズに実現するという。また、専用のアプリ(Android 2.3以降に対応)をダウンロードすることでAndroidのスマートフォンと連携でき、無線リモコンとしての使用も可能。
カーナビの音量調節などに便利だという。
ドライブレコーダーと連動する*2ことで、車線逸脱警告(LDWS)システムもサポート。車線逸脱を随時モニタリングし、画面上に車線逸脱の状況を表示してその場で正確な方向へ誘導。迅速な警告により、大変な事故につながる危険性を事前に防止するという。また、高速道路のインターチェンジや分岐点などの連続した分かれ道での走行方向をより詳細に案内する方面看板標識機能や、GPS受信が弱いトンネルの中でも経路案内できるトンネル内マップマッチングシステムも搭載している。
その他の機能としては、ゼンリン地図の更新データ(年1回)を3年間無料で提供するほか、VICS情報(1年無料)とオービス案内サービス(アップデート3年間無料)も提供されるため、地図更新による費用負担を軽減することができるとしている。また、観光名所、グルメ、宿泊施設、などが検索できる観光ガイド(るるぶDATA)も搭載しているため家族や友人との旅行時、便利だとしている。
*1:「Turbo GPS」機能を利用するためにはテザリングの契約及び機能の利用が必要
*2:AV出力が可能なドライブレコーダーが必要。また、レコーダーとカーナビを接続するケーブルは別売り。
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