メディアフラッグ、採用面接の覆面調査サービスを開始 面接状況を調査、研修の提案も

流通・サービス業に特化したアウトソーシング事業を展開する株式会社メディアフラッグ（東京都渋谷区）は、全国20万人以上の登録スタッフ（メディアクルー）を活用した覆面調査の一環として、店舗スタッフの採用担当者の面接状況を評価する採用面接覆面調査の提供を開始した。

これは、約20万人の当社メディアクルーの中から、各企業の募集条件に見合ったメディアクルーが求人応募者を装って訪問し、面接担当者の応対状況やマナー、必要な確認や説明がなされているかを調査するというもの。多店舗展開している企業では、店舗ごとに採用を行うケースが多いため、面接担当者のスキル不足などで応対が悪かった場合、応募者がインターネットの掲示板やツイッターなどへ書き込みを行い、風評被害が発生するリスクがある。そこで、あえて募集条件に当てはまらないメディアクルーを応募させることにより、不採用の連絡方法（電話・メール等）について、適切な方法を使用しているか、また不採用時の担当者の態度、応対（文言）に問題はないか、個人情報の取り扱いに関する説明方法などについても調査することができるという。また、各企業によって異なる面接ルールや重視するポイントを押さえた設計を行う事により、業態や契約内容によって異なる確認事項や説明事項もチェックする事が可能だとしている。

なお、調査の結果がまとまった後は、結果を基にした「面接スキルアップ研修」を提案することもあるという。
これは面接担当者を対象に、実際にパート・アルバイトの採用も行っている同社契約の外部講師による「効果的な面接手法」
「やってはいけない面接事例」等、面接を実施する側の心構えや準備をレクチャーする研修としている。