ダイニチ工業、中之口工場が6月1日から稼働 加湿器の生産開始へ

ダイニチ工業 中之口工場
ダイニチ工業(新潟市南区)は6月1日、より中之口工場(新潟市西蒲区)を稼働し加湿器の生産を開始する。中之口工場は、プラスチックなどの樹脂関連の成形工場として使用されていた建物を2013年10月に取得し、2014年6月から
倉庫として稼動していたもの。

ダイニチでは2003年度秋から加湿器市場に参入し、2014年度末には累計生産台数が162万台に到達するなど、同事業は国内トップクラスのシェアを獲得するまでに成長している。そしてその年間生産台数についても20万台以上と高水準が続いていることから、これまで本社敷地内の石油ファンヒーター工場の一角で行っていたものを中之口工場に移管するという。同工場では冬の加湿器シーズンに向けて、徐々に生産数を上げていくとしている。

今後同社は、金属加工製品は本社・北部工場、加湿器などのプラスチック加工製品は
中之口工場と製造品目を分けて集中生産することにより稼働効率も上げていくとしている。

■ダイニチ工業株式会社 中之口工場の概要
住所: 新潟市西蒲区打越甲680 番地
建設様式: 地上2階建て
延床面積: 約2万平方メートル
(その内プラスチック製品加工ライン面積: 約4千平方メートル)
敷地面積: 約3万2千平方メートル

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